尾張旭市旭前町の小児科・内科 かなもり小児科

予防接種

ワクチンの種類

生ワクチン
生きた病原体の病原性を弱めたものを接種して、体の中で増加し免疫を作ります。
生ワクチンを接種した場合、その後4週間他のワクチンは接種できません。
不活化ワクチン
免疫をつくるために必要な成分を病原体から取り出し可能な限り毒性を無くしたものを何回か接種して免疫を作ります。
不活化ワクチンを接種した場合、その後1週間他のワクチンは接種できません。

生後2カ月~6カ月頃

ワクチンの種類が多いため、同時接種をお勧めしています。

ヒブワクチン(不活化ワクチン)(公費)

生後2カ月から接種します。
接種回数は4回です。(注射)
1回目・2回目・3回目は、それぞれ4週間の間隔をあけて接種します。
4回目(追加)は、3回目から7カ月以上の間隔をあけて1歳以後に接種します。

肺炎球菌ワクチン(不活化ワクチン)(公費)

生後2カ月から接種します。
1回目・2回目・3回目は、それぞれ4週間の間隔をあけて接種します。
4回目(追加)は、3回目から2カ月以上の間隔をあけて1歳以後に接種します。

ロタウイルスワクチン(生ワクチン)(任意)ロタリックス 1回14,400円(税込)

当院で使用しているロタリックスワクチンの場合は、生後2カ月から接種します。
接種回数は2回です。(経口)
1回目は、生後14週6日までに接種します。
遅くても生後20週までには、接種してください。
2回目は、生後24週までに接種してください。
※生ワクチンのため、接種後4週間他のワクチンは接種できません。
※保険適用外となります。

B型肝炎ワクチン(不活化ワクチン)(公費)

生後2カ月から接種します。
接種回数は3回です。(注射)
1回目と2回目は、4週間の間隔をあけて接種します。
3回目は、1回目から20週間の間隔をあけて接種します。
(母子感染の場合スケジュールは異なります。)
※保険適用外となります。
※接種対象の年齢外の方、県外の方、追加接種を行う方は任意接種となり、1回4,200円(税込)です。
☆平成28年10月1日より、平成28年4月1日以降に生まれた人は、1歳のお誕生日までに、接種した回数分は、公費による接種になります。

4種混合ワクチン(不活化ワクチン)(公費)

生後3カ月から接種します。
接種回数は4回です。(注射)
1回目・2回目・3回目は、それぞれ3週間から4週間の間隔をあけて接種します。
4回目(追加)は、3回目から1年の間隔をあけて接種します。

1歳

麻しん・風しん(MR)ワクチン(生ワクチン)(公費)

1歳になったら早期に接種してください。
接種回数は2回です。(注射)
2回目は就学前の1年間(年長)で接種します。
※生ワクチンのため、接種後4週間他のワクチンは接種できません。

水痘ワクチン(生ワクチン)(公費)

1歳になったら早期に接種してください。
接種回数は2回です。(注射)
2回目は、1回目から最低3カ月の間隔をあけて2歳(3歳未満)で接種します。
半年から1年の間隔をあけて接種する事をお勧めします。
☆水痘に感染していなければ、公費で接種できます。
※生ワクチンのため、接種後4週間他のワクチンは接種できません。

おたふくかぜワクチン(生ワクチン)(任意)1回4,700円(税込)

1歳になったら接種できます。
接種回数は2回です。(注射)
2回目は、1回目から3・4年の間隔をあけて接種する事をお勧めします。
☆おたふくかぜに感染した場合、おたふくかぜに効く薬がありませんので、接種する事をお勧めします。
※生ワクチンのため、接種後4週間他のワクチンは接種できません。

※保険適用外となります。

3歳

日本脳炎ワクチン(不活化ワクチン)(公費)

3歳になったら早期に接種してください。
接種回数は4回です。(注射)
1回目と2回目は、3週間から4週間の間隔をあけて接種する事をお勧めします。
3回目(追加)は、2回目から約1年の間隔をあけて接種します。
4回目(2期)は、3回目(追加)から、4・5年の間隔をあけて9歳から12歳(13歳未満)までに接種します。

11歳

2種混合ワクチン(不活化ワクチン)(公費)

小学校6年生の時期に接種します。
接種回数は、1回です。(注射)
11歳から12歳(13歳未満)で接種します。
☆乳幼児に接種した3種混合(計4回)で、できた免疫の作用を高めるために行うワクチンです。